児童の性被害防止のため、愛知県警と大学などが協力してスマートフォンのアプリの開発を進めています。普及に向け、学生らが若者視点のアイデアを発表しました。

 愛知県警と藤田医科大学、それにベンチャー企業では、スマートフォンでわいせつな画像を撮影すると、AIが自動で削除したうえで保護者に警告するメッセージを送信するアプリの開発を協力して進めています。

 アプリの普及に向け、6月30日に藤田医科大学で開かれた講義では、参加したおよそ70人の学生から、利用することでポイントがたまる機能といったアイデアが出されました。

 近年では、児童らがSNSで知り合った人物にわいせつな「自撮り画像」を送らされる性被害が増加していて、今後、高校生などの意見も取り入れながら、アプリの実用化を目指します。